カタツムリにも無理と言わせない!無理をしない英語学習 by ろ

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Cultural Exchange: Translating Japanese Traditions into English

 

【英文読解講座】花火の由来に学ぶ英語表現と文法のポイント

夏になると、日本各地で美しい花火大会が開催されます。実はそのルーツには、先人たちの祈りや文化的背景が深く関わっています。今回は、花火の起源について書かれた英文を題材に、英語の読解力と文法力を一緒に高めていきましょう。

本日の英文

The origin of fireworks in Japan is said to be rooted in memorials for those who died during famines and epidemics.
They were also believed to ward off evil spirits and diseases.
According to one theory, fireworks may have developed as a form of "mukaebi" or "okuribi"—ritual fires used during the Obon season to welcome and send off the spirits of the deceased.

英文の構造を分解して理解しよう

1. The origin of fireworks in Japan is said to be rooted in...

  • The origin of fireworks = 「花火の起源」
  • is said to be = 「〜であると言われている」 → 受動態の表現に注目
  • rooted in = 「〜に根ざしている」 → 過去分詞で状態を表す
日本の花火の起源は、飢饉や疫病で亡くなった人々への慰霊に根ざしていると言われています。

2. They were also believed to ward off evil spirits and diseases.

  • They were believed to... = 「〜すると信じられていた」
  • ward off = 「追い払う、防ぐ」 → 悪霊や病気のような「目に見えないもの」に対して使われます
また、花火は悪霊や病気を追い払うとも信じられていました。

3. According to one theory, fireworks may have developed as a form of "mukaebi" or "okuribi"

  • According to one theory = 「ある説によれば」
  • may have developed = 「〜したのかもしれない」 → 助動詞 + 現在完了形(過去の推量)
  • as a form of... = 「〜の一形態として」
ある説によれば、花火はお盆の時期に亡くなった人々の魂を迎えたり見送ったりする「迎え火」や「送り火」の一形態として発展したのかもしれません。

読解のための文法ポイントまとめ

表現 意味・解説
be said to ~ 〜であると言われている(受動態)
be rooted in ~ 〜に根ざしている、基づいている
ward off ~ 〜を防ぐ、追い払う(悪いものに対して)
According to ~ 〜によれば(情報源の提示)
may have + 過去分詞 〜したのかもしれない(過去の可能性)
as a form of ~ 〜の一形態として

文化的背景を英語で説明する力も育てよう

「迎え火」や「送り火」は、日本人にとってなじみ深い文化ですが、英語で説明するのは少し難しいかもしれません。この英文では ritual fires(儀式としての火)と訳されており、日本文化を伝える表現として学んでおくと役立ちます。

おわりに

今回の英文は、文法的にも文化的にもとても深みのある題材でした。受動態の使い方や、助動詞 + 現在完了、そして日本文化を英語で表す方法など、英語の「読み」と「使い方」の両方を学べる良い機会になったのではないでしょうか。

次回も、短くても学びの多い英文を使って、英語力を一歩ずつ高めていきましょう!