英文解釈の立場から英文法を学ぶ【品詞と文型のまとめ＆英文の4階層構造のまとめ】 4/ n by ろ

§4. 句と品詞のつながり

ここでもう一度文構造について振り返りましょう。

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・文…大文字から始まってピリオド(.)で終わる構造
・節…主語(S)、動詞(V)を1組だけ含む文構造の一部
・句…S,Vを含まない文の部分構造
・語…単語

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の4階層構造でしたね。
この章では「句と品詞のつながり」を意識して学んでいきましょう。

「句」にも当然のように品詞が存在します。
また、「節」の時と同様に「名詞」「形容詞」「副詞」のみしか存在しません。

以上のことを踏まえて考えると、必然的に「句」にも

・名詞句
・形容詞句
・副詞句

が存在することが分かります。
そして句を形成するのは「前置詞」です。

(少し話はズレますが「不定詞」の3用法と見事に合致することが分かるのでしょうか。
不定詞ついては「準動詞」として別の文を取り上げたときに説明しますので、ここでは割愛します。)

<§1.-4のまとめ>
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In the bustling city, where people from all walks of life come together, the aroma of delicious food from street vendors fills the air, and the sound of laughter and conversations creates a vibrant atmosphere that captures the true essence of urban living.
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●英文の4階層構造

・文…大文字から始まってピリオド(.)で終わる構造
・節…主語(S)、動詞(V)を1組だけ含む文構造の一部
・句…S,Vを含まない文の部分構造
・語…単語

●文型
---第1文型---
・SV 　　Sの移動、存在、状態を表す
・SVC 　　Sの状況説明がC
・SVO 　　単純な他動詞
・SVO1O2　　もの・情報のやり取り・移動
・SVOC　　SがVしてOをCという状況にする(説明、変化)
---第5文型---

●品詞
・名詞…人や事物の名称を表す語。
・動詞…人や事物の動作や状態を表す語。
・形容詞…名詞を修飾(説明)する。
・副詞…名詞以外を修飾する。
の4つ

●品詞と文型の関係
・名詞 　S,O,Cになれる
・動詞 　Vになる(それはそう)
・形容詞　Cになる
・副詞 　S,V,O,Cのいずれにも割り当てられない

●節の種類
・主節…文構造の一部として独立して存在できる節のこと
・従属節…文構造の一部として独立して存在できない節のこと

●節の接着剤
・等位接続詞
・従属接続詞　疑問詞/関係詞や従属接続詞によって形成される
→☆従属節の先頭には疑問詞/関係詞や従属接続詞が存在しているはずである！

●節と句の品詞
・名詞節…ものごとを表すかたまり(節or句)
・形容詞…名詞を修飾(説明)するかたまり(節or句)
・副詞…名詞以外を修飾するかたまり(節or句)
→☆句の先頭には前置詞がある！

<さて、ようやく英文の和訳をする準備が整いました。>

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